バスケやサッカーなどのコンタクトプレーによる激しい接触、ラグビーや柔道などの激しい衝突など外部からの強い衝撃により筋肉が炎症を起こした状態（打撲）の場所にカルシウムが沈着し、石灰化現象が起こり筋肉の中に骨が出来てしまう状態です。特に大腿部（ふともも）に多く、痛みを我慢したまま競技を続けることで炎症がひどくなることが原因となります。外傷性骨化性筋炎を起こすと、ただの打撲よりも治るまでに時間がかかります。

応急処置の基本はアイシングです。応急処置の基本にＲＩＣＥというものがありますが近年はＰ（protect）保護、Ｓ（support）安定・固定が増えＰＲＩＣＥＳと呼ばれています。

Ｐ・保護（protect）

Ｒ・安静（rest）

Ｉ・冷却（ice）

Ｃ・圧迫（compression）

Ｅ・挙上（elevation）

Ｓ・安定・固定（support）

ケガをしてしまったらアイシングを行うだけでも炎症がひどくなるのを抑え痛みが緩和されるのでまず冷やすようにしてください。