肉離れとは?


肉離れとは、筋肉が急激に引き延ばされて筋肉が断裂してしまうケガになります。肉離れを起こすことにより内出血や断裂部位周辺が腫れ、激しい痛みが伴います。肉離れを起こしやすい場所はハムストリングス(太ももの後ろ)、大腿四頭筋(太ももの前)や腓腹筋(ふくらはぎ)の筋肉で起こりやすいです。受傷時には「ブチッ」という断裂音を感じることもあります。


症状

重症度に伴った腫脹(腫れ)や皮下出血斑(内出血)、硬結(筋肉が固まっている)や断裂部位では陥凹(へこんだ状態)も触知することができます。

運動時痛(関節を動かすこと)で痛みが出ます。重症度が高いほど筋肉の働きに制限がかかります。皮下出血斑は24時間以内では現れないこともあります。

軽度の場合には痛みは伴うものの歩行は可能な場合があります。

肉離れになりやすい原因

①筋疲労(筋肉の疲労)

②先行する筋損傷の存在(繰り返しの肉離れ)

③柔軟性・コンディションの低下

④不適切なウォーミングアップ

肉離れが起こりやすい筋肉


  • ハムストリングス(太ももの後ろ)とは?

    大腿二頭筋(長頭・短頭)と半腱様筋、半膜様筋の3つの筋肉で構成されています。

    股関節の伸展(足を後ろに上げる)、膝の屈曲(膝を曲げる)時に働く筋肉です。

    大腿二頭筋:太ももの後ろ外側にある筋肉で骨盤から始まり長頭と短頭に分かれます。

    半腱様筋・半膜様筋:太ももの後ろの外側にある筋肉です。

    肉離れは教科書上では大腿二頭筋長頭に起こることが多いと記載されていますが、実際に来院される方は半腱様筋を肉離れされる方が多いです。

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  • 大腿四頭筋(太ももの前)とは?

    大腿直筋、中間広筋、内側広筋、外側広筋の4つに分かれています。

    太ももの前にある筋肉で股関節を曲げること、膝関節を伸ばすために働く筋肉です。


    大腿直筋:太ももの真ん中にある唯一骨盤から筋肉が始まる筋肉

    中間広筋:大腿直筋の真下に隠れている筋肉

    外側広筋:太ももの外側にある筋肉

    内側広筋:太ももの内側にある筋肉

    特に大腿直筋に発生することが多いです。

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  • 腓腹筋(ふくらはぎ)の筋肉とは?

    腓腹筋は内側頭と外側頭の二つに分かれます。

    腓腹筋は足関節の底屈(足をお辞儀させる)働きを持つ筋肉です。


    特に肉離れを起こしやすいのは内側にある内側頭に起こることが多いです。


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肉離れの分類

程度による分類

Ⅰ度:一般的に軽度の痛みで筋腱移行部の最小限の損傷、軽度の腫脹および筋機能の低下・可動域制限


Ⅱ度:筋力や可動域が制限される筋腱移行部の損傷


Ⅲ度:非常に大きな負荷による筋腱移行部の断裂



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  • ハムストリングスの検査

    仰向けで、膝を曲げずに脚を伸ばしたまま股関節を曲げます。

    一人ではできないため、パートナーと行います。

    軽度:70°以上脚がが上がる


    中等度:30°~70°以下


    重症:30°以下

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  • 大腿四頭筋の検査

    うつ伏せの姿勢にて踵をお尻に近づけて検査します。

    一人ではできないため、パートナーと行います。


    軽度:90°以上お尻側に曲がる


    中等度:45°~90以下°


    重度:45°以下

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  • 腓腹筋の検査

    立った姿勢でアキレス腱伸ばしを行います。


    軽度:ストレッチ痛が軽い


    中等度:膝を曲げていればストレッチ痛が軽い


    重度:膝を曲げてもストレッチで痛むつま先立ち不可

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肉離れを起こした際の応急処置

PRICES処置

P(Protect) 保護

R(Rest) 安静

I(Ice) 冷却

C(Compression) 圧迫

E(Elevation) 挙上

S(Support) 安定・固定


早期の処置によりケガにおける内出血、腫れなどの炎症症状を少しでも抑えることができます。

冷却(アイシング)に関しては20分以上冷やしてしまうと筋肉が硬くなってしまったり、筋肉に栄養を送る血液循環を悪くするため、筋肉の回復を遅らせてしまう可能性があります。そのため、アイシングは患部(痛めた場所)を10分程度冷やしてすぐに来院していただくことが望ましいです。

当院での施術 肉離れは再発する可能性が高いケガになります。
筋肉が損傷した部位には瘢痕組織というかさぶたができます。この瘢痕組織は正常な筋肉よりも伸縮性や耐久度も弱いため再発のリスクが高いとされています。また、筋力の左右差、身体の硬さや疲労の蓄積が原因となるため、競技復帰する際は左右の筋力・柔軟性の差を無くしケガをする前よりも高めた状態が理想となります。

当院では「捻挫」「打撲」「挫傷」にて原因が明確であるケガに対して健康保険などの保険を使用した施術を行います。
急性期の肉離れにはアイシング・電気療法を行います。

また、肉離れの対策としても当院の疲労抜き、整体により身体全体の調整を行うことで肉離れの原因でもある筋疲労(筋肉に疲労が蓄積している状態)を無くしたり、根本改善プログラムにて筋力・柔軟性の差を無くすことで肉離れのリスクを減らすことができます。

お急ぎの場合は電話窓口まで、お気軽にお問い合わせください。

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営業時間 9:00~20:00
平日9:00~12:00/16:00~20:00
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コネクト整骨院

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茨城県牛久市中央3-35-1

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090-6014-1023

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スポーツや交通事故による怪我やパフォーマンスの低下、慢性的な腰痛や肩こり、寝違えやぎっくり腰などの急な痛みでお困りでしたらぜひ気軽にご相談ください。全ての施術者が国家資格取得者であり、痛みや不調の原因に合わせた的確な施術で改善をお手伝いしてまいります。

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